洋ラン タカシマ

胡蝶蘭の管理方法

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□Phalaenopsis(Phal.)ファレノプシス
蝶が舞っているような,優雅で上品な花が特徴です。
一般的には「こちょうらん」と呼ばれています。

□花言葉
「あなたを愛します」

□原産地
東南アジア(インドネシア、ボルネオ、フィリピン、台湾)
オーストラリアの熱帯、亜熱帯地域など。
高温多湿のジャングルの樹木に着生しています。

□熱帯、亜熱帯地域
熱帯地域とは、赤道を中心として南北回帰線に挟まれた地域のことです。
年間の平均気温が20度以上でもっとも寒い月でも
最低気温は18度もあります。
雨の多い地域を熱帯雨林気候区、雨期と乾期が分かれている地域を
サバナ気候区と言います。
日本では夏の間しか咲かない花も一年中咲き誇っています。
亜熱帯地域とは、緯度25度から30度にある地域のことです。
年間平均気温は18度以上で
もっとも寒い月でも最低気温は14度もあります。
乾燥地が多いのが特徴で独特の性質を兼ね備えた植物ばかりです。

□種類及び特徴
ラン科植物の種類は植物界の中で最も多く、自然に生息している
原種だけでも35,000種以上と言われています。
その中でこちょうらんには400種程の原種がありますが、
一般に出回っている物はほとんどが交配種です。
日々、品種改良が行われ、新しい交配種が誕生しています。
花の大きさと樹姿により大まかに
「大輪」「中輪(ミディ)」「小輪(ミニ)」と呼ばれています。
一般的には低温処理で株の根本から花芽が出てきます。
花茎はぐんぐん伸び、やがて蕾が付いてきます。
花は下の方から先端に向かって順番に咲いてきます。
花持ちは管理にもよりますが、1ヶ月から2ヶ月は楽しめます。
単茎性なので葉に養分を貯めています。
また夏咲きの品種なども有ります。

□生育温度
年間を通して20度から25度が最適です。
夏、30度以上の高温下でも枯れない程の強さがありますが、
耐寒性はあまり無く、10度以下の低温が続くと花が衰弱し
株は根腐れを起こし枯れてしまいますので最低10度以上必要です。

□日光
直射日光はとても苦手です。
葉焼けなどを起こしやすいのでレースのカーテン越しの
柔らかな日差しに当たる程度で管理します。
また、午前中の日光はとても大事なので、
先の条件を含め出来るだけ明るいところに置いて下さい。

□水管理
原産地では樹木などに着生しているため
根は常に空気に触れ乾いています。
出来るだけ植え込み材の表面が乾いて
1日から2日たってから午前中に水を与えて下さい。
また葉にシワが出てくるようなときは
水量が足りませんので注意して下さい。
多湿を好みますが与えすぎは
病気を誘発するため注意して下さい。