直方駅を未来に活かす市民の会

駅舎だけじゃない?!

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●文化庁のホームページから参考になりそうなものをピックアップして比較してみました。以前から指摘してきましたが、直方駅関連の施設は駅舎だけが重要なのではありません。一刻も早い調査が望まれます。

文化庁HP
www.bunka.go.jp/bsys/searchlist.asp

※文化財の専門家の話では、「 ちょっと見ただけだが、駅周辺に30ヶ所ぐらい文化財になるものがありますね。すごい。どうして直方市は文化財登録しないんですか? 」
だそうです。



← 直方駅の南に残る 『 危険物保管庫 』

研究者の話では
「日本最古の鉄道関連施設」とのこと。

文化財としての調査が望まれます。

(後ろに見えているのはおたて橋)



S40年ごろの直方駅機関庫。手前にターンテーブル(転車台)とSLが見えています。
確かターンテーブルはこの南にもうひとつあった記憶が・・・西口の陸橋から北に見えていた記憶があります。
 機関庫もターンテーブルも、残っていたら文化財は確実でした。残念。現在は明神踏み切りの北(折尾側)にちっこいのが残ってます。

← 危険物保管庫のある場所からさらに南に行ったところに残る

『 ターンテーブル 』
現在は陸橋として転用されています。
(奥に見えているのは石炭記念館。左下の人は某官庁のお役人です。)

某文化財専門家の話では
 『 この状態でも文化財になりますよ 』
とのこと。そうなんだ・・・



← 直方駅の跨線橋(こせんきょう)

デザイン・規模からしても文化財の価値があると思います。JR善通寺駅のものと比べてください。善通寺駅の跨線橋は「国の登録有形文化財」なのですよ。







← 直方駅ホーム上屋。古いレールを曲げて作られています。このレールも海外からの輸入品の可能性が高いのです。(八幡製鉄所ができるころまではレールはすべて海外からの輸入でした。)

★古レールについてはこのサイトが詳しいです。東京のほうではわざわざ古レールを「復元」して展示しています。
homepage1.nifty.com/arashi/fururail/5museum.html

鉄骨部分は「ボルト」ではなく、「リベット」で接合されており、「かなり古い時代のもの」(建築家)だそうです。赤く熱した鉄を金槌でカンカン叩いてかしめたものです。
 手前部分は木造なので、さらに古い時代(もしかすると開業当初)のもの?でしょうか。SLの煙ですすけています。


駅前の園徳寺さんの巨大な鬼瓦。
説明しているのは京都の西本願寺の修復を手がけた棟梁。
園徳寺さんは東本願寺を建築した建築界の巨匠 伊藤平左衛門 という有名な建築家の手によるもので、専門家に言わせると
「京都にあるならわかるが、なんで九州の田舎にこんなすごい建築があるんだ?」
というほどのものなのだそうです。
知らんかった・・・

園徳寺さんについてはこちらのブログが詳しいです。↓

「九州~列車で行こう~下町親父の珍道中」
http://blogs.yahoo.co.jp/hsnm3373/31633225.html


園徳寺さんの鐘楼。
江戸時代のものだそうです。

本堂内部のいい写真がなかったので貼っていませんが、
それはそれは豪勢なものです。一見の価値あり。


園徳寺さん本堂の額。

炭坑王 貝島一族の名前がずらり。
たいしたもんです。