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“あと施工アンカー”と“埋め込みアンカー”の違い

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“あと施工アンカー”とは、コンクリートの基礎を作り、コンクリートが適正な強度に達したのを確認し、アンカーの位置出しを行い、コンクリートにドリルで穴を開け、穴の中の破片等をブロアーで飛ばして、打ち込むアンカーの総称です。

ホームセンターで誰でも手に入り、施工も手軽ですが、それゆえの落とし穴が有ります。それは、あと施工アンカー技術士”による施工が義務付けられているということを知らない施工店様が多いということです。
何故、技術者が施工をしなくてはいけないかと言うと、その大きな理由は、アンカーを打ち込まれるコンクリートの強度に有ります。

建築物の場合、コンクリートの強度が12Mpa以上でないとコンクリートに“あと施工アンカー”を打ち込んではいけないことになっています。この打ち込み時のコンクリートの強度を守ることが、“あと施工アンカー”の命綱とさえ言っても過言ではないからなのです。

つまり、コンクリートの強度が未だ小さい時(コンクリートを打ち込んで時間が経たない内)に“あと施工アンカー”を打ち込む事は、コンクリートの内部で広がったアンカーによりコンクリートが圧壊を起こしてしまいますが、厄介なのは、内部で起こっている事なので、表面では分かりづらいことです。

ですから、きちんと固まったコンクリートに“あと施工アンカー”を打ち込む工法は、資格者の手にゆだねられているのです

建築設備の基礎ということで、軽んじられる傾向に有りますが、“建築基準法”の中に規定が有りますので、ご注意下さい。

また、例え、コンクリート強度がきちんと出た上で“あと施工アンカー技術士”による施工が行われたとしても、コンクリートには中性化という特性が有ります。つまり空気に触れている面のコンクリートは、型枠をはずした時から、また、穴を開けた時からアルカリ性から中性に進行します。

 また、資格者による施行の場合は、遵守される先彫り穴の径ですが、直径12mmのアンカーボルトに対しては、全メーカー12.7mmと規定されています。
 右の写真を見ていただくと、打ち込んで開く部分は3mmしか開かないので、少しでも大きな径のドリルで穴を開けると、全く強度の無いアンカーになってしまいます。

それに対して、“埋め込みアンカー”は、昔から有る安心できる工法です。

工事される方は、“あと施工アンカーボルト”よりも“埋め込みアンカーボルト”による施行の方が強いという事は、当然ご存知ですが、“埋め込みアンカーボルト”の設置にはアンカーセット(アンカーボルトを定位置に固定する事)に技術を要するので、この工法が出来る施工店様は限られます。

コンクリートの厚さと同じ長さ分の埋め込み部分全体がコンクリートに付着しているので、とても安心です。(右図参照)
また、『あっぱれ君』に使用しているアンカーは丸鋼でなく全ネジにしていますから、付着強度も断然高くなっています。
それから、アルカリ性のコンクリートに密着しているので、コンクリートの中性化にも安心です。