<今までの施工の問題点>
1. マニュアルに掲載されているコンクリートに打ち込む“あと施工アンカーボルト”は、ホームセンターで誰でも購入でき、施工も簡単なので、現場打ちの基礎の場合はほぼ100%使用されています、本来、このアンカーは有資格者による施工が義務付けられていますが、ほとんどの工事店様が知らないのが現状です。
2. 資格を持っていたら今まで通り工事が出来るかと言いますと、有資格者はレアコン(生コン)には、アンカーを打ち込めないので、1ヶ月以上の養生期間を取らないと工事が出来ません。だから、逆に資格を取らないほうが良いと言われる方が出てきたりと、本末転倒な事になっています。
しかし、上記の2点を守らなければ、今回の震災の様に工事店の施工ミスと、なってしまい、今回の東日本大震災後は施工店様が自ら責任を持って修理をすると言う羽目になってしまいました。
実はこんな厄介なアンカーボルトが、施工マニュアルに推奨されていたのです。
少し大袈裟ですが、マニュアル通り“あと施工アンカー施工指針”を遵守して、エコキュートの工事をするには1ヶ月以上掛かることになります。
3. メーカー様の示している6cmのアンカーボルトは、径を12mm以上としているが、図-Cの様に先の2cmの部分だけが開きコンクリートを押さえる事でアンカーとしての強度が出る様になっています。
図-Aの様にコンクリートに開ける穴の径(12mmのアンカーボルトに対して12.7mm)が決められています。図-Dの様に少しでも大きな穴を開けると全く効果の無いアンカーとなってしまいます。
<『あっぱれ君』を使った場合>
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今回の地震でお客様が一番納得できなかったのが、コンクリートの基礎は15cmの厚みでしっかりと作ってあるのに、そこからアンカーが抜け、倒れているエコキュートのタンクの足元に6cmのアンカーボルト(右図参照)が、留まっておるのを見られ、『コンクリートは頑丈なのに、タンクと繋いでいるアンカーボルトが、たったこれだけでしか留めてなかったのか。』という不信感からです。
実際に足の開いたアンカーボルトを見ていただくと、開いた足の部分(約2cm)でしかコンクリートと留まっていない事が分かりやすいと思います。
『あっぱれ君』は、コンクリートの厚さと同じ長さで、コンクリートに付着しています。
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3.樹脂製の綺麗な型枠をそのまま残すので、コンクリートは隠してしまうのでコンクリートの特性である乾燥ひび割れなどのクレームは有りません。
4.配管工事の際、柱脚下に基礎が無く約15cm浮いているので配管のつなぎ込みが今まで以上に確実に出来、配管をまとめやすく、コンクリートの上を配管を引きずって配管の断熱材に傷を入れてしまうことも有りません。
5.配管工事が終わると、直ぐに水張りを行いながら基礎の型枠を作成し、コンクリートを打設するので、以前のようにタンクに水が溜まり試運転するまで現場で一時間程度手待ちが出来るという事も無くなります。
6.ほぼ全ての現場で、一日で引き渡しが完了し、天候にも左右されにくいので、工事の段取りがつけやすく、お客様にも喜んでいただけます。