(株) ソーラー・エコー

エコキュートの適正な施工について(文字版)

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ベース・オブ・ベース

地球に優しいエコな工事

 

エコキュートや電機温水器を施工する場合のほとんどが、(表-1)の左の工程で、工事初日に1~4までの工程を完了し、適度な養生期間(1週間程度)をおいて1~4までの工程を1日かけて行っているので、基礎をコンクリートを打って作る場合は、最低2日は工事にかかっており、養生期間(コンクリートが適正な強度を出す期間)を含めると工事が長くかかっていました。

また、工事期間中にお客様にお風呂に入って頂かないといけないのですが、既存の給湯器の位置が配管が短くなるベストの状態なのでその位置にコンクリートの基礎を作りますので、今まで使っていた給湯器をずらして仮配管を施工します。

仮配管といえども、新品を使いますし、本工事には使えないので、もったいないし、何より その付けたり 外したり という事で、職人さんの手間が生じます。

 

ベース・オブ・ベースを使っていただくと、右の工程になり、1日で工事を完了させることが出来ますから、仮配管などの必要も無くなり、現場の移動経費も削減されますから、とてもエコな工事が出来ます。

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表-1

現在行われている工事は・・・・

一生懸命施工していても結構危険な工事かも・・・

施工者に悪気は一切ありませんが・・・

 

ほとんどのケースで(図-1)のようにコンクリートが固まった後にアンカーボルトの位置出しをして、“あと施工アンカー”を打ち込みます。

                      図-1

この時に気をつけなくてはならないのが、コンクリートが適正な強度に達していないと(図-2)のように、穴の中で開いたアンカーがコンクリートを圧壊し、コンクリートの中はぼろぼろになる可能性が高くなります。

 

穴の中で起こっている事なので、表面上は分からないのが、厄介です、手で触ってもびくともしなくても上に数百キロの温水タンクが乗るとなれば注意をしたいものです。

 

また、この穴の部分から、コンクリートの中性化が進みますので、穴を開けた位置に鉄筋が有る場合などは、十分気をつける必要が有ります。

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                        図-2

では、どのくらいでコンクリートに打ち込んで良いかという事ですが、下記の『あと施工アンカー施工指針・同解説』からの抜粋を見ていただくと、コンクリートが12N/mm2)の強度以上で打ち込むこととなっています。

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住宅本体工事と比較し、建築設備は、軽んじられる傾向にありますが、建築設備も建築物であると、明確に建築基準法で、明記されています。

ほとんどの施工者が、コンクリートの養生期間を1週間程度とっています。

 

つまり、コンクリートの基礎を作って1週間ほどで“あと施工アンカー”を打ち込んでいますが、コンクリートは打設後1週間でどの位の強度が出ているかを(図-2.5)で、見てみます。

 

緑のラインは外気の平均気温が21度の場合ですが、コンクリートの設計強度が見込めるいわゆる4週強度(28日目)を1.0とすると、一週間後は未だ0.6にしか達していません。

 

ですから、1週間後にコンクリートの強度を12N/mm2(120kg/cm2)とすると、打ち込み時の設計コンクリート強度は20N/mm2(200kg/cm2)必要になりますが、現場で手練で作るコンクリートの強度がこんなに高く出来ない事は現場を知ってらっしゃる方は判ると思います。(圧縮強度の0.6のところに1201.0のところに200と赤で書いています)

JCI発行のコンクリート便覧より)

 

気象庁のホームページよりダウンロードした全国の平均気温のデーターを(図-3)に示しています。

 

鹿児島県でも九州本土は18度以下ということが分かります。

 

ですから、一週間後は0.6に達していない可能性が非常に高いのです。

図-3(気象庁のHPよりダウンロード)

 

 

ですから、(図-4)の上の様になっている施工から、ベース・オブ・ベースに変更した下の施工方法を採用していただきたいと考えます。

図-4

 

 

 

あまり知られていませんが、2管式の薄型エコキュートは狭い所に設置できることが最大の売りとなっていますが、『建築設備耐震設計・施工指針』に則って施工を行うと、基礎はかなり大きく打たないといけなくなっています。

 

狭い所に設置するように開発された2管式のエコキュートは、実は広い所に設置してくださいね、というのがメーカーの示した数値です。

 

でも、この数値をカタログに掲載している㈱コロナ社は、すばらしいと思います。

 

しかし、現場では、アンカーボルトの位置を見るための資料のようなもので、実際にこの基礎図の示している根拠を知る施工社はほとんど皆無という状況です。

 

もし、知っていたら工事する方がお客様に後々に迷惑をかけるような施工をする訳無いのですから。

 

下記に、2009年度の㈱コロナ社のカタログを掲載しています。

 

皆様、勘違いしないでいただきたいのが、㈱コロナ社のみが、きちんと消費者にも、施工店にも分かるようにカタログに載せているということで、尊敬の意を込めて掲載させて頂いています。

50cmくらいしか、隙間が無くても設置できると、普通の方は思いますよね。

 

でも、不思議なことに、80cmの広さの基礎を作らないといけないので、1管式のエコキュートとほとんど変わらない設置条件となってしまいます。

 

えっ??でしょ?

スリムタイプのエコキュートの本体は小さくなりました。

 

しかし、基礎は本体より2030cmも広く作る必要が有るのです。

実際は、その様な施工は行われてないのが現実です。

 

狭い所に邪魔にならないように設置できるのがスリムタイプの最大の特徴です。

 

わざわざ基礎を大きく作ることは有りません!!

 

実際に、カタログ通りに作ったら、お客様からクレームになると思います。

ですから、コロナ社さんも1管式のエコキュートの起訴に使える推奨品は、上記のエコベースしか認定していません。

 

しかし、きちんとした説明を受けていない施工業者さんの間に、エコ・ベースなら全機種認定されているかのような間違った認識が、蔓延しているのも現状です。

 

ただ、国の規定している地震力が働いたときには、転倒しますよ、と言われれば、消費者の方も考えるのではないでしょうか・・・・・

 

今までは、この問題を解決するには・・・基礎の強化には

 

    はい!  その 通りです!  お金がかかっていたのです。

 

ですから、建物の外に設置している設備機器については、見逃れてきた所でした。

 

が、簡単に、地盤から引っ張り力を取ることが出来るようになりました。

  強いだけでなく、工事も1日で終わります。

 

 

このように、設計指針を無視して施工するのではなく、設計指針をクリアして狭い基礎を打つには、現状としては、ベース・オブ・ベースしかありません。

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